初めての海外公演。初めての韓国。
インフルエンザによる演劇祭中止、なんていう驚きのニュースで、もーう
ほんまにどうなることやらの旅の始まりでしたが、
いやいやいや、
本当にすばらしいツアーでした。
副音声担当の私としては、
韓国語を話せるようになる!ていうところから、公演準備が始まりました。
韓国語堪能な、制作の川手さん&井上さんに
文字の書き方や発音を教えていただきまして、
オープニングと中盤の歌「恋は八合目」とを(ヨチヨチ歩きながら)
韓国語で暗記し、
それ以外のせりふは日本語で、
韓国語の字幕を舞台背面に投影することになりました。
そ・れ・が!
初日、オープニングの「アンニョンハセヨー」を言った後、
頭が真白になってしもて。
なんとか思い出して、続きをしゃべりましたが、
いやー、あんなことがあるのね・・・。(どんだけ緊張してんねん!)
上演を重ねるにつれ、食事を一緒に取るにつれ、現地スタッフとうちとけて。
彼らの心づくしとパワーに助けられ、無事、公演を終えることができました。
最終のレセプションでは、韓国スタッフが「恋は八合目」を一緒に歌って
くださって、ほんっとに嬉しかった。(ザッハトルテの伴奏も嬉しかった!)
言葉を使う作品だけど、言葉の壁はなんとかなる。
結果的には、字幕すら、舞台装置の一つのようであり。
「素浪人ワルツ」は、私にとって特別な作品です。
皆さんのすごい技術の裏で、私の悩みや揺れが、私自身が、そのまま
作品に載っている。
もっといろんなところでいろんな人に見ていただきたい。
いいむろさん、kちゃん、ザッハトルテのみなさんをはじめ、
このプロジェクトチームでまた乗り出して行きたいです。
どこへでも!
よっしゃー、こうなりゃ何語でもがんばるよ!
もちろん、日本でも再演できたらいいな。
安元美帆子
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